オリジナルブレンド米
秋 水(あきみず)

「秋水(あきみず)」は五ツ星お米マイスターの成田誠が岡山県産を主体に、鳥取、島根、広島、福井県産等の国内産十割の原料玄米を硬質米と軟質米のバランスを熟慮し、食味と食感を吟味してブレンドして精米したオリジナルブレンド米です。

醍醐桜コシヒカリ

「醍醐桜コシヒカリ」は、岡山県の中山間地、とりわけ、冬に雪が積もり、春には融雪のきれいな水で田畑が潤される産地で生産されています。土作りに化学肥料を多用するのではなく有機肥料を使用し、農薬の使用を控えるよう努めている生産者のコシヒカリを選び、農産物検査を経たうえで精米されたお米です。
「醍醐桜」はヒガン桜の一種で、推定樹齢は700年以上。後醍醐天皇が隠岐に流される途中で立ち寄り、美しさを賞せられたとの言い伝えによります。
「醍醐桜」の威容を悠久の年月を経て現代の我々が観賞することができるのも、周囲の環境によるところが大であると考えられます。これは米作りにもあてはまると思います。
当社は「醍醐桜」を山上に眺める所にあり、「醍醐桜」の美しい姿と水田環境とを照らし合わせたうえで、「醍醐桜」の名に恥じぬよう、良質なお米を求めていきたい、そして失われつつある自然環境の大切さを伝えたいとの思いをこめて、「醍醐桜コシヒカリ」と名づけました。

おいしいお米
棚田米 あきたこまち
生産地:岡山県久米郡美咲町
棚田は標高が高く、急傾斜の谷あいに位置しているため昼夜の温度差が大きく、さらに山林に降った雨が自然豊かな森の土壌をとおして滋養に恵まれた清流となったものがそのまま棚田へ引かれるためこれらのお米の美味しさの条件を満たしているといえます。


江戸時代の西日本では、藩の規模が小さく、平野も狭いところが多かったため食糧難のなか少しでも収量を増やすため山間地まで田圃が作られ、極限まで収量をあげるため棚田の畔や土手の部分は急な傾斜に耐えられるよう多くが石垣で作られています。こうした先祖の多大な苦労を経て現代まで残されている美しい棚田の風景を目の当たりにし、お米を中心とした日本の食文化の継承と農業の復興を強く願い、このたびサルの知恵、キジの勇気、イヌの忠実さをもって「棚田米」あきたこまちを送り出すことにいたしました。
                     株式会社四方一商店 代表取締役 芦田千秋

当社としての取り組み